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執筆者の写真ブレイブハートNAGOYA

NBS-07 傷病者対応が終わったら

ご注意

この記事は、フリーマガジン『ナゴヤ防災サミット Plus1』の連動記事として掲載したものです。内容は善意で救助を行うバイスタンダー向けのものであり、医療の専門職ではないものの、業務の範ちゅうとして傷病者の対応を行う責任があるレスポンダー(教職員、保育士、警備、介護、スポーツ指導者など)向けのものではありません。



 

念入りな手洗い


傷病者の体液などが手に付着しているかもしれません。

感染を防ぐために、石鹸と流水を使い、少なくとも20秒はかけて念入りに手を洗います。


 

心的負担への対応


傷病者の対応を行ったあとは、傷病者の生死に関わらず、自分の対応が間違いではなかったか不安になったり、当時の光景が思い浮かんだりと、救助者の心的負担が少なからず発生します。

これは、医療のプロであっても条件が整えば簡単に発生してしまう事象であり、善意で救助を行う一般市民であればなおさらです。


心的負担を感じた場合は、いっしょに救助を行った同僚や、上司などにすぐ悩みを打ち明け、ひとりで抱え込まないことが大切です。当日現場に来た救急隊員や、救命講習のインストラクターが悩みを聞いてくれることもあるかもしれません。


また、このような相談を誰かから受けた場合には、話をしっかり聞き、悩みに共感しましょう。救助を題材とした冗談を言うことなどは厳禁です。



 

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