AHA資格の電子認証システム「eCard」
❚ eカードとは
eCard は、アメリカ心臓協会が開発したオンライン上の資格認証システムです。
プロバイダーコースに合格し、トレーニングセンターでの事務処理が完了すると、受講者にメールが届きます。そのメール内にあるURLをクリックし、専用サイトにログインすると、パソコンやスマートフォンの画面上で、プロバイダー資格証を確認できるようになります。
このページ内にある「SELECT TO VIEW ECARD」欄からは、資格証のPDFをダウンロードできるようになっています。
❚ 資格証を紙に印刷する
「SELECT TO VIEW ECARD」欄からダウンロードできる資格証のPDFは、賞状のようにA4印刷できる「Full Size」と、カードサイズの「Wallet Size」があります。
「Wallet Size」のPDFデータを印刷し、枠線で切り取って二つ折りにすることで、以前の紙媒体のプロバイダーカードとほぼ同じ体裁のカードにして携帯することもできますし、お好みに応じてラミネート加工をすることもよいでしょう。
ただし、プリンターの設定等によっては倍率調整をしないと、日本の一般的なカードサイズにならないので注意が必要です。
このPDFデータはパソコンなどにも保存可能ですし、2年間の資格有効期限内であれば、再ダウンロードも可能です。
下が従来の紙カード、上がeカードを印刷したものです。
従来のカードとほぼ同じ体裁で携帯できます。
❚ 資格証明の提出が簡単に
eCardの最大の特徴は、第三者への資格証明が簡便になる点です。
eCardでは、固有の eCard Code(12桁の英数字)とQRコードが生成されます。
このコードを第三者(職場や学会事務局など)に伝えれば、第三者は AHAの専用ページ(eCard(s) Search for Employer)から、当該資格の有効期限などを確認できます。
提出を受ける雇用者や学会事務局にとっては事実確認の信頼性が高まることとなり、資格保有者はカード紛失の懸念や両面コピーの手間から解放されることとなります。